大切なひとと手元供養

お葬式が終わって少し落ち着いたころ、亡くなった方に、あれもしてあげればよかった、これもしてあげたかったと想います。

私も大好きだった義理の母が亡くなった時に強くそう想いました。 義母は若い頃からずっと病気と共に生きてきた人だったので、いつも自分の体調と相談しながら生活していました。

そんな義母に対して、好きなことを思う存分やっていることが申し訳なく思い、その事を話したら、 「ひろこさんは、元気な身体を持っているんだから、その身体を使って自分の好きなことをすればいいんだよ」 と言ってくれました。

それからは義母に遠慮することもなく、旅行に行ったら旅行先の話をするし、 美味しいものを食べたら美味しかったと話すし、本当にいろいろなことを時間が許す限り話しました。 それを見た主人が、「よくそんなに話すことがあるね」というくらいです(笑)

そんな母を想うと、今でも、まだ話をしたいと想います。 私は母が亡くなった時には、手元供養があることを知りませんでした。

想いの時」のショップにはたくさんの、手元供養品があります。 先日も、お母様をなくされた方が、白いハンカチにお骨を包んでお持ちになり手元供養の「携帯骨壷」をお求めになりました。 リップスティックのような、香水のアトマイザーのような感じの手元供養品です。

 

お骨をお納めするのを手伝わせていただきました時に 「これで、母をいろんなところに連れていけます」とおっしゃった言葉が嬉しかったです。 二人で涙を流しました。

想いの時」で大切なひとの話をしてください。 そしてご自分にしかできない供養の形を探してみてはいかがでしょうか?

 

早田

 

 

 

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