大鵬親方の突然の訃報

ショップ&ギャラリー「想いの時」は大鵬道場、大嶽部屋の2Fにあります。私たちスタッフは昨日の大鵬親方の突然の訃報に驚きました。

日頃大変お世話になっておりますので、こんな時にこそ何かお手伝いできないものかとお伺いさせていただきました。
おかみさんの「何をしたらよいのかわからなくて・・・」というお言葉。
この言葉こそまさに、みなさんも経験する本当に正直な気持ちだと思います。

少なかれ私にもその経験がありますが、あまりにも突然の出来事に、悲しいのですが何かしなければいけない。どうすればいいのかわからない状態になります。

でも、それは非日常のことであって、わからないこともどうしてよいのかも当然のことなのです。

そんな時こそ「想いの時」を思い出していただきたいのです。まさに「想いの時」のスタッフは仏事に関するアドバイザーなのです。突然の悲しみが訪れた時、その瞬間から私たちはどうすればよいのかという気持ちに対して、コンシェルジェとして寄り添わせていただくことができます。

今回、大嶽部屋には取り急ぎ大鵬親方のご遺体がお帰りになる前にお線香たて、お線香、蝋燭、蝋燭立て、お鈴(りん)をお持ちしご遺体がお帰りになるのを一緒に待たせていただきました。

私は「巨人、大鵬、卵焼き」というフレーズは知らない世代ではありますが、とても偉大な方であったことはそのときの皆さんのお話からもうかがえました。

ご遺体が部屋に帰られたときにお身内の方、お弟子さんたち全員が玄関に出て「親方おかえりなさい」とお迎えされていたのがとても印象的で 、厳しくも本当に愛情たっぷりに部屋を一つにまとめていらっしゃったのではないかと思いました。
安らかなご冥福をスタッフ一同お祈りいたします。

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