手元供養品をお求めになる人に、
どう供養したらよいでしょうかと聞かれて
一緒に考えることがあります。
仏教で宗派が決まっていれば
作法があるので、
ご供養に悩むことはあまりありません。
悩む方は特に宗教に属さない方が多いので
型というものがありません。
だからと言って、仏教的な型をとって
三つ具足を揃えて、あかりとお線香を差し上げて
ということでは納得できない場合
故人様の好きだったものや
供養するかたの好きなことを聞きながら
どうしようかと一緒に考えます。
祈る方がアロマが好きなら、
故人様が好きだったお花のアロマを焚くとか
故人様がコーヒーを好きだったなら、
自分が飲みたいときは一緒に入れて差し上げるとか
供養しなくちゃ!という肩を張ることなく
自然にお互い(ご自身と故人様)が
リラックスできる供養方法を話し合って
少しでもヒントがみつかればよいと思ってます。
もし、見つからなかったとしても
どうしようかな?と考えながら故人様に思いを馳せること
それ自体が十分なご供養になっていると思います。
写真は「想いの時」のアイドルのオリジナル「おまもり地蔵」
親指くらいのガラスのお地蔵さんで、供養の心を伝えてくれます。
(店長 kiyomi.sato)